0nkのⅡDXブログ

beatmania ⅡDXの上達を目的とする試行錯誤の記録

ガチ押しのススメ

みなさん、ガチ押しやってますでしょうか?

ガチ押しって何?ガチ押しの仕方がわからない...

という方も是非この記事を読んで練習してガチ押しが得意になって頂ければなと思います。

 

 

 

そもそもガチ押しって?

ガチ押しについては様々な解釈があると思いますが、この記事では腕押し=ガチ押しと捉え、所謂指押しとは差別化された押し方のこと、またガチ押しができる譜面、つまり、BPM 140前後(個人差あり)までの16分の速さが主体の譜面をガチ押し譜面と定義します。

例えば、ガチ押し譜面の代表格であるBITTER CHOCOLATE STRIKER(A)は、BPM165ですが、12分が主体の譜面なので16分譜面に換算するとBPM123.75となり、前述のガチ押し譜面の定義に当てはまることになります。

 

ガチ押しのコツ

ガチ押し、ガチ押し譜面を定義したところで、僕が考えるガチ押しのコツを紹介しようと思います。コツは大きく分けて3つあり、

①押し方

②認識方法

③リズムキープ

だと考えています。順番に各項目について解説していきます。

 

押し方

ガチ押しは指押しとは差別化された、特定の譜面をプレイする上での手段であり、押し方を確立させるのが重要です。

ガチ押し、腕押しと聞くと、力任せに鍵盤を押し付けるような押し方をイメージする方もいると思いますが、全く違います。仮にそのような力任せな押し方をした場合、曲の途中で腕が張ってバテてしまい、曲を通して安定して押せないどころか、最悪の場合腱鞘炎になってしまうなんてこともありえます。実際に僕も間違った押し方でBITTER CHOCOLATE STRIKER(A)を連奏した結果、腱鞘炎になりかけたことがあります。

では、どうすれば指、腕に負担をかけずに安定したガチ押しができるようになるのか。

それはズバリ、バネの反発を利用することです。

少し話が逸れますが、例を出して説明します。

みなさん、バスケットボールなどのドリブルをした経験があると思います。

では、ドリブルをする時、ボールを力任せに床に叩きつけますでしょうか?

多分しないと思います。なぜならバスケットボールは自由落下させるだけでも床に反発して跳ね返るからです。つまり、ボールを元の落下させた位置に跳ね返して戻すには、

 

ボールと床の反発力+α

 

でいいわけです。

また、連続して安定してドリブルをする場合、なるべくドリブルする手の位置を固定することが重要かと思います。(僕はバスケエアプなので経験者に違うと怒られるかもしれませんが...)

 

話を戻します。

 

当たり前ですが、beatmania ⅡDXのボタンにはバネが組み込まれています。

バネを押すにはある一定の力が必要になりますが、押すと元の状態に戻ろうとするため跳ね返る力が発生します。

つまり、鍵盤を押して腕を元の位置に戻し、また押すというガチ押しのサイクルの中で、腕を元の位置に戻す時にバネの反発力をうまく利用すれば、動作の手助けをしてくれることになります。したがって、腕を元の位置に戻す時にバネの跳ね返りを意識し脱力することが重要になりますまた、力の出力を均一化するために、毎回同じ高さから腕を振り下ろすことも重要です。このように例に出したバスケットボールのドリブルのように、安定してガチ押しをすることが可能となります。

また、ボタンを押す力の方向を、ボタンに対してできるだけ垂直にすることも重要です

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この雑な手書きの図のように、ボタンに対して斜め向きに力を加えてしまうと、水平方向に力が逃げてしまい、ボタンを押すのにそれだけ余計な力が発生してしまいます。

ボタンを垂直方向に押すことによって、加える力が最小限でよくなり、バネの反発の恩恵を受けやすくなります。

 

認識方法

次に認識方法についてです。

ここで、BITTER CHOCOLATE STRIKER(A)の譜面を見てみましょう。

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みなさんには、この譜面がどう見えますでしょうか?

例えばレーンごとに見た時に縦連になっているように見えるという人もいると思います。

所謂「縦認識」というやつですね。確かにレーンごとに見た時に縦連が存在するのは事実です。

しかし、ガチ押し譜面では「横認識」が重要です

もう少し具体的に言うと、レーンごとに認識するのではなく、同時押しが12分間隔で連続に降ってきていると認識し、同時押しを文字通り同時に押すことが重要になってきます。

そういう意味では、mosaic(A)などの同時押し譜面の延長線上にガチ押し譜面があると捉えることもできます。

 

リズムキープ

ガチ押し譜面は一定の間隔で同時押しが降ってくるため、言うまでもなくリズムキープが重要です。FAST/SLOWを表示させて目視でタイミングを調整することも勿論重要なことですが、常に頭の中で曲のBPMの12分、16分のクリックを流すイメージをするとリズムキープがしやすくなります。この意識は、BITTER CHOCOLATE STRIKER(A)のようなところどころ抜けのあるガチ押し譜面に対しても非常に効果的で、リズムの抜けで崩れにくくなります。

 

練習方法、練習曲

練習方法ですが、基本的に今自分が安定してガチ押しできるBPM、難易度の曲からプレイすることをオススメします。徐々に自分がガチ押しできるBPMを速くしていくことでVANESSA(L)などの高速ガチ押し譜面も押せるようになりますし、横認識力を上げることによってGO OVER WITH GLARE -ROOTAGE 26-(A)のような高密度のガチ押し曲にも対応できるようになります。また、BPMの遅い低難易度曲にS-RANDOMを付けてプレーするのも有効な練習方法だと思います。以下にガチ押し練習曲を挙げてみるので是非練習してみてください。

 

LEVEL 10

Flip Flap(A) BPM175(16分換算で131.25)

GRID KNIGHT(A) BPM160(16分換算で120)

KAMIKAZE(A) BPM130

Jack(A) BPM116

 

LEVEL 11

Chornos(L) BPM128

Into The Madness(A) BPM155(16分換算で116.25)

THE DEEP STRIKER(A) BPM173(16分換算で129.75)

THE FALLEN(A) BPM167(16分換算で125.25)

 

LEVEL 12

BITTER CHOCOLATE STRIKER(A) BPM165(16分換算で123.75)

Double Dribble(A) BPM210(16分換算で105)

GRID KNIGHT(L) BPM160(16分換算で120)

Sense 2007(A) BPM140

THE DEEP STRIKER(L) BPM173(16分換算で129.75)

thunder HOUSE NATION Remix(L) BPM128

VANESSA(A) BPM185(16分換算で138.75)

 

まだまだ探せばあると思いますが、ここらへんの譜面が練習になると思います。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

少しでもこの記事が役に立てたら幸いです。

人によってやり方も違うと思うので、あまり鵜呑みにしすぎないことをオススメします。

ではみなさん、よいガチ押しライフを。